補助金採択実績
Subsidy Adoption Outcomes
補助金採択実績
平成28年度サポイン事業(戦略的基盤技術高度化支援事業)
貨物トラックなどの業務車両オペレータの安心・安全な労働環境実現を目的とした、統合バイタル情報解析システムの研究開発を行いました。
本システムは、緊張や驚き、大きな明暗差等の身体への大きな物理作用により起こる精神性発汗と運転手の動作状況データを計測し、統合的に解析することで業務適正やストレス度・緊張度の定量化を行うものです。
解析結果は自然言語による診断レポートとして情報提供されます。計測を繰り返しデータを蓄積するほど正確な分析結果に繋がります。
定性的なアドバイスや本人の自己申告ではなく、「見える化」された定量的かつ具体的な評価を共有することで事故・労働災害の未然防止に加え、業務適正の正確な判断基準の提供や、加齢による自己能力の変化把握等の実現が見込まれます。
SCR(統合バイタル計測機)
平成25年度補正中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業
プログラマブルICであるPSoC*を活用し、パッケージングされた量産ハードウェアでありながら接続機器により仕様変更を可能とするソフトウェア的特性も併せ持つ汎用データ送信モジュールを試作するとともに、その対向となるデータ受信クラウドの開発を行いました。各種機器から収集したデータをPSoCが内蔵された汎用データ送信モジュールへ送り、データ受信クラウドから、各機器へリアルタイムデータを送ります。マーケットイメージとして、ガソリンスタンド等におけるセルフリサイクルステーションの収集状況通知や建築現場での建設廃材の重量通知、スマートアグリにおける各種データ収集を想定し開発を行いました。特定の顧客層ではなく、幅広い展開をすることができます。
*PSoCはサイプレス社の登録商標です。
本事業における試作品

タッチパネル、ハードウェアボタン、液晶表示等、必要に応じて組み合わせが可能です。

最もシンプルなパターンであれば、かなりの小型化が可能で搭載可能場所が広がります。

OSが不要のため、省電力に加えて高速な処理が可能です。
平成25年度小規模事業者活性化補助金事業
放送用機材(カメラ、マイク、照明等)を自社所有する映像プロダクションに向けた、
各種機材のより円滑な運用と適切な資産・備品管理に特化し、導入後ネットワークにつなぐだけですぐに使い始めることのできる、
システム管理者不要のソフトウェア組込済みワンパッケージ型機器(システムアプライアンス)の開発・販売を行いました。
高価で進歩発展が早い放送用機器は継続的な更新を行う必要があります。放送用機材を所有する映像プロダクションが限られた機材を効率的に運用し、
さらに確実な管理(持ち出し、返却、固定資産台帳管理等)を実現できる支援システムを開発しました。